コンデンサーマイクの選び方

コンデンサーマイクは、高い感度と周波数応答特性を持ち、音声の細かいニュアンスを捉えることができるため、主に音声録音に使用されます。コンデンサーマイクの選び方には、以下のようなポイントがあります。

  1. 感度:コンデンサーマイクは、ダイナミックマイクに比べて感度が高く、微弱な音声も拾いやすい特徴があります。選ぶ際には、使用用途に合わせた適切な感度を選ぶことが大切です。
  2. ダイアフラムサイズ:コンデンサーマイクには、ダイアフラムサイズが異なるものがあります。大きなダイアフラムを持つマイクは、低音域が豊かで音圧感も高く、小さなダイアフラムを持つマイクは、高音域が伸びやかで細かい音声も捉えることができます。
  3. 方向性:コンデンサーマイクには、指向性の異なるものがあります。オムニ指向性は周囲からの音声を拾いやすいため、環境音が多い場所での録音に適しています。一方、カーディオイド指向性は、正面方向からの音声を重視するため、単独の音源の録音に適しています。
  4. 最大SPL:最大SPLとは、マイクが耐えられる最大の音圧レベルのことです。最大SPLを超えると、歪みが発生するため、音楽演奏など高い音圧が発生する場面では、最大SPLが高いマイクを選ぶ必要があります。
  5. 電源:コンデンサーマイクには、電源供給方法によって大きく分けて、ファンタム電源を必要とする「コンデンサーマイク」と、内蔵電池などで電源を供給する「コンデンサーマイク(バッテリー駆動)」があります。使用する環境や機器によってどちらが適しているかを選ぶ必要があります。

以上のようなポイントを考慮し、使用目的に合ったコンデンサーマイクを選ぶことが重要です。また、使用環境や用途によっては、別途マイクスタンドやポップフィルター、ショックマウントなどのアクセサリーが必要になる場合もあります。マイクの取り付け方法や使用状況によっては、周囲の振動やノイズがマイクに伝わり、ノイズや歪みを引き起こすことがあります。そのため、マイクスタンドの使用やショックマウントを使うなど、周囲の振動を抑えるアクセサリーの使用も検討すると良いでしょう。

また、コンデンサーマイクは、使用時に電気的なノイズや干渉音が発生することがあります。このようなノイズを抑えるために、マイクケーブルにシールドを施して、EMI(電磁干渉)の影響を受けにくくすることが重要です。

最近のコンデンサーマイクには、USB端子を持つものが増えており、パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器に直接接続して録音することができます。また、いくつかのコンデンサーマイクには、ヘッドホン端子が搭載されており、録音時にヘッドホンでモニタリングすることができます。

以上のように、コンデンサーマイクの選び方には、感度、ダイアフラムサイズ、方向性、最大SPL、電源などの要素を考慮することが大切です。また、使用環境や目的に応じて、アクセサリーの使用や、デジタル機器との接続方法も検討すると良いでしょう。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です